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経営ワンポイント講座
この講座では、経営に関するご質問にお答えするものです。
順次、公開しますので、どうぞ、ご覧ください。
お待ちしております。
また、この回答に対する質問や感想、疑問な点など、いつでも受け付けております。
お気軽にご連絡ください。
Q1.経営理念とはなんですか?
《お答え》
経営理念・・・難しい問題ですね。
この「経営理念」ということを聞かれますと、いつも思い出すのが「養老猛」先生です。
言葉の定義はそれぞれで違うかも・・・と考えてしまいます。
経営理念は、英語では、 manegement philosophy とも、また、statement purposeとも
いっています。経営理念の解釈でで英語が違うということだと思います。
私自身としては、経営を考えるうえで「重要なものの一つ」と考えています。
いずれ、モチベーションの項目で、「経営理念の重要性」についてお話しする機会もあると思いますが、今は、経営理念について説明を続けさせていただきます。脱腺すると戻れなくなる。
さて、本題に入りましょう。
様々な会社の経営理念の定義を見てみますと、その根本が見えてきます。いくつかの種類に分類できます。具体的にいいますと、
・企業の価値観があったり
・企業の存在目的がある場合もあります。また、
・企業の規範
を経営理念として掲げているところもあります。
私がひとつ追加したいのは
・企業の理想としての経営理念。
追加したいというのは、「理想」を掲げた経営理念が正しいという意味ではありません。
企業の価値観や存在意義。行動の規範としての経営理念。申し分なく立派なものです。
その中の一つに「理念」もあるということです。
まず、企業理念は、
「企業が、どのような目的で、どのような姿を目指して、どのようなやり方で経営していくのか。」
ということを示すものであるということ。
そこで考えていただきたいのです。まず、
経営理念が企業経営に対して果たす役割について。
先ほど掲げました分類から考えると大きく2つの側面があります。
1.お客様、取引先あるいは株主など対外的な関係者に対して説明するもの。
2.社員に対して、仕事に対する考え方ですとか、仕事の進め方を規定するもの。
この2つの側面。
少し考えていくとわかるのですが、果たす役割というのは実は大きい。
実例を上げてみましょう。と思ったのですが、このページで社名を上げると問題ですので、みなさんで想像していただくこととして・・・
最近、食品会社が問題になることが多いようです。食の安全に絡んで。
おそらく経営理念には、「安心して食べられる商品を供給する」という文言があったのだろうと思います。
もし、この理念の言葉どおりに行動していたとしたら・・・・問題はおきていなかったはず。
しかし、実際には、様々な問題が発生している。「食の安全を守る」ということが基本中の基本であるはずの食品会社で問題が発生する。
経営活動をするときに、経営理念が掲げた価値観や行動の規範が省みられることがなかったということなのでしょう。
そうして、大問題になる。社会的な問題にまで発展していきます。
お客様からみると、職の安全は大前提。「安心して食べられる食品を供給することが、食品会社が企業として存続できる最低限の規範。あるいは存在目的である」ということなのですから大問題になるべくしてなったわけです。
行動規範がなくなれば、それは、どうにもなりません。実害が出ます。
もし、食の安全が自社が経営をしていく上で、絶対に必要なものであると考えているのならば、
行動規範を経営理念に入れるべき。
さらに、少なくとも、社員にはこの考え方を浸透させ、定着させることが必要です。なにしろ、行動の原理原則。企業にとって、もっとも重要な経営の根幹ですから。
さて、みなさん、
「経営理念」の重要性について多少なりとも、ご理解いただけましたでしょうか。しかし、作っただけではだめです。社員に浸透させていくことが必要ですね。
さて、では、この経営理念を社員に浸透させるためには、いったいどうすればいいのか。
もし、自社の経営理念を社員に浸透させると、どのような効果があるのかを考えてみてください。
皆さんに宿題として出しておきます。
今回の講座での宿題は2つです。
1.皆さんの会社の経営理念とその根幹の考え方について
2.社員に浸透させるためには、どのような方策があるのかそして、その効果について
考えてみてください。
正しい答えはありません。皆さん、それぞれが考える経営理念があります。
どうぞ、自由な発想で。頭の体操です。
もし、なにかご質問ですとか、疑問な点がございましたら、ご連絡ください。
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